ある日突然、我が家に自らを「魔王」と名乗る黒くて禍々しいのが訪ねてきました。
手土産の蕎麦を差し出しながら「魔王」はこう言ったのです。
「本日より隣人となるが故、挨拶に参じた」
それなりの田舎町に住み着いた魔王と私―― 瀬野夏織の
普通なんだか普通じゃないんだかよくわからないご近所ゆるゆる物語。
本編
1、ご対面の巻
2、回覧板の巻
3、スーパーマーケットの巻
4、犬ころの巻
5、洗濯の巻
6、お迎えの巻
閑話・魔王と雨
7、ひやむぎの巻
8、夜道の巻
9、来ちゃったの巻
10、勇者と魔王の巻
11、もう一人来ちゃったの巻
12、勇者と魔王(二人目)の巻
13、お引き取りの巻
14、後始末の巻
15、父帰るの巻
16、鶴の巻
17、真贋の巻←UP
番外・SS
ハロウィン / SS詰め合わせ / 花火
いただきイラスト
恭さんより / ムツさんより壱 弐
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